Googleビジネスプロフィールを登録する際、お店のイメージ等がわかる画像を設定しますが、なんらかの理由で不承認になることがあります。
いささか古い話ではありますが、2022年頃にGoogleビジネスプロフィールの画像を登録する際、不承認になるといった相談がGoogleヘルプに相次ぎました。その当時の原因は画像ではなく、Googleビジネスプロフィールページに問題があるとみなされたためだったそうです。
Googleのガイドラインは日々さまざまな理由によって変化しています。そのため以前は問題がなかった画像や投稿も、ガイドラインの変更によってポリシー違反とみなされる可能性についてあらかじめ理解しておくことが必要と考えられます。
今回は、Googleビジネスプロフィールの画像を設定する際、不承認になる理由について解説します。現在Googleビジネスプロフィールを設定している人の中で画像が不承認になる人は、本記事で考えられる理由を見つけ、改善を図りましょう。
Googleビジネスプロフィールの写真が不承認になる5つの理由
まず、Googleビジネスプロフィールでの画像設定が不承認になる基本的な原因について見ていきましょう。具体的には、以下5つあると考えられます。
- ガイドラインに違反している
- 不適切なコンテンツと判断されている
- 画像のサイズや品質に問題がある
- バグ
- その他
具体的にどのような理由なのかさっそく見ていきましょう。
①ガイドラインに違反している
投稿を希望する画像がGoogleが定めるガイドラインに反している可能性があります。
ガイドラインの中には、画像のファイル形式やサイズ、解像度、品質についての項目が定められているほか、スクリーンショットやストックフォト、手動で作成した画像等のアップロードが認められていません。
現在、設定しようとしている画像が、これらに該当している場合は、ガイドラインに反しているとみなされ、不承認になっている可能性があります。
Googleビジネスプロフィールの画像に関するガイドラインはこちらから閲覧できますので、設定を希望する画像と一致する項目がないか今一度確認してみましょう。
②不適切なコンテンツと判断されている
Googleビジネスプロフィールの画像に関するガイドラインには、不適切なコンテンツを掲載しないといった項目もあります。たとえば、画像を見た人の多くが暴力的、性的、差別的と判断しうるような画像は不承認扱いとなります。
ほかにも、他人のプライバシーや著作権を侵害するような画像もガイドライン違反とみなされます。画像を登録する際は、登録するビジネスにまつわる内容であるかを必ず確認しましょう。
③画像のサイズや品質に問題がある
登録を希望する画像サイズや品質に問題がある場合も、ガイドライン違反とみなされます。登録の際は、以下の基準に基づいた画像を設定するようにしましょう。
推奨解像度 | 縦720 × 横720 ピクセル |
最小解像度 | 縦250 × 横250 ピクセル |
写真サイズ | 10KB~5MB |
また、ピントが合っていない画像や加工の限度が超えている画像も不承認とみなされるようです。画像は、経営するビジネスの雰囲気をユーザーへ視覚的に伝えるものです。不承認扱いになる場合は、ビジネスにふさわしい画像であるかについても今一度確認しましょう。
なお、動画投稿についても、ガイドラインで細かく設定されています。
動画の時間 | 最大30秒 |
ファイルサイズ | 最大75MB |
解像度 | 720p以上 |
詳細についてはこちらをご確認ください。
④バグ
Google側が誤ってガイドラインに反した画像とみなすなど、ある種のバグのような原因によって不承認になることもあるようです。Googleは登録された画像を画像認識システムで審査しますが、ビジネス内容とは異なる画像と誤って認識し、不適切なコンテンツと判断するケースも一定数存在するようです。
登録者側に落ち度はなくGoogle側の問題であるため、ビジネス内容に沿っており、そのほかガイドラインの内容に準じている画像であれば、Googleビジネスプロフィールヘルプに相談することをおすすめします。
⑤その他
上記4つの次項のほかに、ビジネスプロフィールが一時的に停止されているといった場合、新しい画像の追加ができないことがあるようです。ガイドラインに準じた画像を設定したくても不承認扱いになる場合は、Googleビジネスプロフィールヘルプに問い合わせし、理由を質問してみると良いでしょう。
不承認に至った場合の対処法
Googleビジネスプロフィールに設定したい画像が不承認扱いになる場合、どのような方法で対処すると良いのでしょうか。3つの方法を見ていきましょう。
再投稿してみる
投稿した画像が不承認になる理由の多くは、Googleのガイドライン違反です。そのため、上述した理由を参考に、画像そのものに問題がないか確認しましょう。
ガイドラインを確認すると、解像度や加工のしすぎなどによってもガイドライン違反とみなされることがあります。過度な加工はしていないか、画像は指定されたサイズ・解像度であるかを今一度確認し、再投稿してみましょう。
なお、冒頭でもお話ししたように、画像ではなくGoogleビジネスプロフィールページに問題があるとみなされ、画像投稿ができなくなっていることもあるようです。以前は問題のなかったページでも、Googleのガイドラインが変更されたことで違反とみなされたかもしれません。
画像だけでなく、Googleビジネスプロフィールページも見直すことで、改善される可能性があります。
Googleビジネスプロフィールヘルプに問い合わせる
Google側のエラーによって、画像に問題はないのに不承認となることもあるようです。ガイドラインを確認し、画像に問題がないときは、Googleビジネスプロフィールヘルプに問い合わせることをおすすめします。
他の画像を投稿する
投稿したい画像とは別の画像を登録する方法も有効です。一度不承認とみなされた画像は、再投稿しても不承認とみなされるケースがあるようです。
別の画像を投稿によって、Googleの画像認識システムがエラーを解除し、承認されるケースは少なくありません。再度不承認とならないためにも、改めてガイドラインを確認した上で別の画像を投稿してみましょう。
不承認にさせないためのコツ
Googleビジネスプロフィールの画像は、Googleが定めるガイドラインに反しているなど、さまざまな理由によって不承認になることがあります。ここでは、スムーズに設定できるよう、押さえておきたいコツについて解説します。
高品質でわかりやすい画像を選ぶ
Googleビジネスプロフィールにアップロードする画像は、登録するビジネスにふさわしいことはもちろん、高品質でわかりやすい内容であることが大切です。不承認という結果にならないためにも、正しい画像サイズと解像度であるかを確認の上アップロードしましょう。
商品・サービスの魅力を伝える
Googleビジネスプロフィールを使って集客したいのであれば、ユーザー視点に立った画像をアップロードしましょう。たとえば、お店の内観がわかる画像であれば、経営者のセンスが伝わり、ユーザーの好みとマッチしていれば来店を促進させる効果に期待できるでしょう。
接客するスタッフの画像や提供するサービスが伝わる画像も、お店やスタッフの雰囲気がイメージでき、来店を決める要素になります。
Map-LinkにMEO対策を任せよう
今回はGoogleビジネスプロフィールに投稿した画像が不承認になる理由を中心に解説しました。Googleのガイドラインは、お店の利用を検討するユーザーを第一に考え、不定期で変更されます。たとえ画像が承認されたとしても、ガイドラインには定期的に目を通し、画像・ページ双方が問題ないかを確認することが大切です。
経営にまつわる業務に加え、これらを一人で行うとすれば、多くの労力と時間を要するでしょう。
Googleガイドラインを把握した上で適切なプロフィールページを設定・維持したい方は、この機会にMEO対策に特化したMap-Linkにご相談ください。
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